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Fred Wunpound Cat
英国海軍最後のマスコットであり、ネズミ捕獲係。1966〜1974年の間、Hecate（ヘカテー）の船上で任務にあたり、400,000kmの航海をした。英国海軍により猫排除法が施行されたのを機に、Fredは引退し、サマーセットの学校で余生を送った。Fred Wunpound Cat というおかしな名前は、"found at the pound, and bought for a pound"（動物収容所で見つけられ、1ポンドで買われた）から由来する。
Simon
英国の護衛スプール船 Amethyst（アメジスト）の乗組員。1949年4月、英国軍は、中国に於ける植民地支配の利権を守ろうとしたが、アメジストは揚子江で中国軍の砲撃を受けた。アメジストの乗組員の内、17名が死亡、25名が負傷、Simon も傷を負った。中国軍に包囲された難破船の中で、手負いの Simon は一夏の間ネズミを追い続け、貴重な食料をネズミから守り続けた。この功績により、Dickin Medal (戦場に於いて勇敢な活躍をした動物に与えられる賞）がSimonに授与された。また、アメジストとSimonの話は、1956年 Yangtze Incident (揚子江事件）というタイトルの映画にもなった。
Wilberforce
1973~1988年の間、英国首相公邸に暮らし、4代の首相に仕えた。
Humphrey
英国首相公邸の公認ネズミ取り係。マーガレット・サッチャー、ジョーン・ッメージャー、トニー・ブレアの３代の首相に仕え、1997年11歳で退職。
Mourka
スターリングラードの猫。第二次世界大戦中、ロシアの偵察兵からの敵の砲床に関する重要なメッセージを運んだ。
George
英国ブライトンにあるロイヤル・パビリオンの看板猫。Georgeという名は、この建物が王宮であった時代のGeorge王子にちなんだもの。ノラ猫だったGeorgeは、ある日このパビリオンに迷い込み、1980年に死ぬまでの12年間ここに暮らし、訪れる人々を迎え続けた。Georgeは、彼のために特別に作られたラグと一緒に、Marnor Walled Gardenに埋葬されている。その小さな墓碑にはGeorgeとい名が刻まれている。ブライトン美術学校に通う学生、Judy PenningtonとJulia Pannett-Sextonが、Georgeを偲び、"George the Pavilion Cat"という本を出版した。
Orangey
『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘップバーンと共演した猫。Orangeyはこの他、映画Rhubarb、テレビーショーOur Miss Brooksにも出演。1952年と1962年に、動物のオスカーに当たるPatsy Award (Picture Animal Top Star of the Year)を受賞した。
Mike
大英博物館の猫。19年以上の長きにわたって、来館者を迎え続けた。
Snowball
米国ワシントン州のグランド・クーリー・ダム建設の際、ケーブルの敷設を担当。Snowballは、尻尾にケーブルを結んで曲がりくねったパイプの中を通り抜け、ケーブルを向こう端まで通した。
Sugar
引っ越してしまった家族を追って、カリフォルニアからオクラホマまでの1,500マイル（2,400キロ）を歩き続けた。再び家族に抱き上げられたSugarの4本の足はボロボロだった。
Towzer
スコットランド、テイサイドにあるグレンターレット・ディスティラリーに、ネズミ捕りとして雇われた猫。彼女は、24年の任期中に、28,899匹のネズミを捕えた。この生涯最多ネズミ捕獲記録は未だ破られていない。ディスティラリーは、Towzerに対する感謝を込めて、彼女の銅像を建てた。
Fat Albert
米国ニュージャージー州の、公認献血猫。
Scarlett
ニューヨークに暮す彼女は、住まいが火災にあった時、勇敢にも燃え盛る家の中に5回も飛び込み、子猫全員を救い出した。
Pepper
チャーリー・チャップリンと共演した女優猫。
Tipper
フロリダに住む超ラッキーな老猫。Tipperはある日、首輪を何かに引っかかけてしまい、窒息状態になった。もがいた手がテーブルの上にあった電話器に当たったのか、受話器が外れ、それが9-1-1（緊急番号）へのスピードダイヤルの上に上手く落ちた。Tipper は命拾いすることができた。
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世界の有名猫