昨年よりお付合いさせていただいている切り絵作家、松風直美(しょうふうなおみ)さんが谷中の『猫町』にて個展を開かれることになり、初日の今日、早速出掛けてきました。春のふんわりとした風に吹かれながら、さんさき坂を行き、『乱歩』の角を曲がって『猫町』へ。 一瞬でとろんと和んでしまう素敵な笑みをたたえた松風さんが、出迎えてくれました。壁には、『きり絵 いろはまねき猫』と題した47作品を初め、大小様々な切り絵、そしてご主人様が形作られた器に松風さんが絵付けをした陶器など、100点あまりが飾られていました。松風さん独特の猫とパンチの効いた五七五は、たくさんの元気を与えてくれますが、今回の一群の作品のモチーフは多様化し、しっとりとさせてくれたり、ほのぼのさせてくれたり…。 実は、松風さんに簡単な絵を描いていただいて、necoも切り絵に挑戦してきました。一目瞭然、上段右側がnecoの作品。necoが目を擦り擦り不器用にカッターを運ぶ間に、松風さんはサッサッと上段左側の猫を作り上げてしましました。 松風直美個展 |