和み猫屋

『和み猫屋』に行って来ました

平成14年1月30日(水)〜2月5日(火)、プランタン銀座本館5階読売サロンにて『和み猫屋』が開催された。『期間限定 和風猫雑貨店』という副題の通り、和風の猫雑貨を集めた催し物だ。一点ものの作品もあるので、Necoは初日の午前中に出かけた。小さなコーナーだが、そこには「ねんねこや」、「ボザールミュー」といったお店が出展。小島美知代、蝉丸をはじめとする猫作家の作品も展示されていた。季節柄、ひな祭りをテーマにした作品が目立つ。招き猫はもちろん、人形、日本画、染め物、器、等々、作品はバラエティに富んでいる。素材もちりめん、粘土、和紙、etc.etc. 初日、11時半の時点で『売約済』の札がかなり見られる。

一点一点じっくり時間をかけて見るNecoが『これ!』と思った作品は、久芳みえ氏作の茶虎の『和み猫』。今日の収穫はこれかな、と8割がた心に決めて、隣の作品を見ているうちに、目利きの老夫婦がその作品にすっと手をのばした。『あっ』と思ったが、もう遅い。もしかしたら元の位置に戻してくれるかも、と往生際悪く老夫婦の後ろに立っていたが、作品を一渡り眺め、そのままレジに行ってしまった。同行したぱぱちゃんによると、その老夫婦はわずか3〜4分の内に『これ』という作品を2つ決め、さっと買っていったという。実に気持ちの良い買いっぷりだったそうだ。作品を選ぶ視点がしっかり出来上がっているのだろう。Necoは同じ作家の同じタイトルの白猫を今度は迷わずバスケットに入れた。家に帰り、その一点を改めて眺めると、茶虎と同様素晴らしい。Necoは満足です。次回の『猫芸術』のコーナーでご紹介します。

次回のプランタン銀座
『ねこ・猫・ネコ アート&グッズフェア』は
5月9日(木)〜15日(水)本館6階エスパース・プランタン(催事場)
で開催される。