8月9日、江戸東京博物館で開催されている『古代エジプト展』に出かけました。古代エジプトと言えば、猫崇拝。その象徴でもあるバステトが見られるのでは、と期待してのことです。広い空間に展示された165点をゆっくりと眺めながら、しばし悠久の時を遡りました。歓びと音楽・ダンスの神、バステトは、護符や指輪のモチーフとして3、４点展示されていました。なかでも鮮やかなトルコ石色をした5センチ足らずの護符の印象は鮮烈でした。

博物館と言えば、お楽しみはミュージアム・グッズ。先程のバステトの護符のレプリカはないかと探しましたが、残念ながら見当たりません。その代わりにゲットしたのが、これ。バステトは頭が猫、体が女性の神ですが、猫そのものの形のバステトもあるようです。胸にスカラベを着け、耳飾りをしたこのバステト、実に凛々しく高貴でしょ。