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ゴンの自己紹介 本名:ゴン |
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こんにちは。ぼく、ゴンちゃんです。ぼくはね、兄妹の中で最後から2番目にお家に連れてこられたの。ままのおっぱいをいっぱい飲んでたから、体が大きくてね、『ゴン』って感じだったんだよね、きっと。今は中肉中背なんだけど、相変わらず『ゴン』。 ぼくは赤ちゃんのとき、命拾いしたんだよ。ままとえりちゃんと一緒にビルの谷間にいたころ、きっと変なもの食べてたんだよね、腸がおかしなことになっちゃって、お家に来るなりラブリーの先生の所に入院したんだ。ぼくはみんなよりちょっと遅れて家族の仲間入りしたもんだから、どうしても遠慮がちになってたところへ、今度は入院でしょ。みんなと同じように遊べるようになるまでには、随分時間がかかっちゃった。 |
ぼくの家族はみんな頭が小さくて、お耳が大きいんだけど、ぼくだけは頭が大きいんだ。毛もみんなより長いんだよ。ぱぱちゃんたら、ぼくのお父さんが誰か分かったって言うけど、兄妹みんな同じお父さんじゃないのかなあ。 ねえ、見て。ぼくの茶色の縞模様、顔と背中のところだけなんだ。清水の次郎長さんの三度笠とかっぱみたいだってさ。 ぼくの自慢は足が長いこと。白い足がすっと伸びてるの。走るときは、鹿のようにお尻を上にあげながらリズミカルに走るんだ。ぬーちゃんもちょっぴり似た走り方するけどね。尻尾も鹿みたいに短いの。でもさ、その3センチ位しかない尻尾がみごとに曲ってるんだ。だからお尻丸見え。やっぱ、恥ずかしいよう。 |
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ぼくね、おばあちゃん子なんだ。おばあちゃんがお椅子に座ると、次の瞬間にはぼくが膝の上に乗ってる、って具合。おばあちゃんが、他の子に優しくしてたりしたら、もう大変。ダッシュしておばあちゃんにすりすりするんだ。赤ちゃんのときに、腸が悪くてお尻が痛かった時もおばあちゃんが面倒見てくれたし、何より大好きな御飯もおばあちゃんがくれるんだもん、離れちゃ大変だよ。 おばあちゃんの姿が見えないと、ぼく泣いちゃうんだ。『ぴょーい、ぴょーい』ってね。この声がぼくのもう一つの自慢なんだ。すっごく高いんだよ。ボーイソプラノって云うのかな。ウィーン少年合唱団の人がスカウトに来るかもって思うんだけど、家の人は一体どっから声出してるんだ?って言うんだ。 |
ぼくね、兄妹の中で一足遅れてお家に来たでしょ。その時、みんなすっかりNeco家に馴染んでてさ、ぼく、お邪魔かな、なんて思うこともあったんだ。それにお家に来てすぐに入院したでしょ。なかなかみんなの中に入っていけなくて、ポツンと眺めてることが多かったの。えりちゃんなんか、ぼくより後にお家に来たのに、遠慮どころか、一番えばってるんだよ。ぼくの繊細な神経では考えられないよ。お家の人は、遠慮しなくていいよ、って言ってくれたけど、今でも5+1って感じはちょっぴり残ってるんだ。 引っ込み思案なぼくですが、みなさん、どうぞよろしく!! |
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