新たに家族に迎えた猫ちゃん、一見健康そうに見えても、まず健康診断を受けることをお薦めします。寄生虫やウィルス感染の有無、肝機能や腎機能検査等、異常の発見が早ければ早期治療が開始できます。特に拾い猫の場合、体力が落ちていますし、コクシジウムや回虫など寄生虫がいる場合も多いので、ぜひ健康診断を受けてください。3種混合ワクチンの接種も必要ですね。ワクチンについては、ペットショップやブリーダー、これまで育てられていた先で、すでに接種を終えている場合もありますので、よく確認してください。 健康診断といえば獣医さん。今後病気やケガをしたときにもお世話になる大切な獣医さんですから、ホームドクターとして最初の段階からその猫ちゃんの体を知っておいていただくことです。良い獣医さんに巡り会いたい…誰しも願うことですね。自分の具合を言葉で伝えることのできない猫ですから、あなたの獣医さん探しの責任は重大です。人間のお医者さん同様、看板や診療施設の大きさ、見栄えなどでは獣医さんの善し悪しは判断できません。ご近所で犬や猫を飼っている方や、犬の散歩をしている方、何人かに尋ねてみることです。体験に基づく貴重な情報が得られるはずです。多くの方が薦める獣医さんをトライしてみてはいかがでしょうか。 また獣医さん検索サイトもあります。 上記サイトでみなさんの地域にどのような獣医さんがあるか、基本情報を集め、ご近所の評判と重ね合わせて判断するのがベストかもしれません。 最初に獣医さんを訪ねた時には、次の情報を集めておきましょう。 集めた情報は、いざという時に慌てることのないように、先生の電話番号と一緒に分かりやすい場所に保管してください。 獣医さんを周囲の評判で選んだとしても、最終判断はあなたです。もし、「あれ?」と思うことがあったら、そのままにせず、相談してみることです。獣医さんへの無料相談を受け付けるサイトがありますので活用してみてはいかがでしょうか。 *全国動物病院検索サイト http://www.jbvp.org/anihos/ |