『猫の額と猫切手のコラポレーション』は、以前、猫芸術のコーナーでも紹介しましたが、その後もこつこつと続け、かなりの数になってきました。そこで、猫グッズのコーナーに移し、ご覧に入れたいと思います。 猫のフレームは重厚感溢れるものからファンキーなものまで、欧米ではたくさん作られています。写真に対する文化の違いでしょう。猫の切手の方は、開発途上国を中心に、こちらもかなりの種類が発売されています。それらの国では、必ずしも猫が人気のペットというわけではなく、猫人気の高い国への輸出品、すなわち外貨獲得の貴重な商品として作られているのです。中でもスーベニア・シートと呼ばれる、一枚の絵の中に切手を入れ込んだシートは人気が高いようです。 フレームも切手も潤沢にあるのですから、その組み合わせはたやすいように思われるかもしれませんが、それがなかなかどうして。まず、切手を入れるスペースと切手の大きさが上手く合わないのです。せっかくならスーベニア・シートを入れたいと思っても、フレームは縦長が多く、スーベニア・シートは横長が多い!その上、切手の色調やモチーフと合うフレームを探すのも至難の技です。切手はいたってコンサーバティブなのに、フレームの大半はファンキーなのですから。おかげで、日々、アンティークも含め、落ち着いた重厚感あるフレーム探しに時間を費やし、ようやく一つ見つけるたびに、空輸。手間も時間もお金もかかります。切手自体も、絵が荒いものが結構多く、吟味する必要があります。 そんなこんなで、コラボレーションなどと、気取ったネーミングをつけさせていただきました。 今回は、木製のフレームを特集しました。どうぞ、ご覧ください。 |