ドローイングのタロット・カードに続き、今回は、フルカラーの猫のタロットを紹介しよう。
いずれも、78枚のデックで、 内3点は、本もセットになっている。
私のタロットの勉強は、遅々として進まず。これまで2册の解説書を読んだものの、試しに占うことすら憚られる状態だ。それでも、タロットの世界との距離は多少なりとも縮まっている気がする。タロット・カードに親しみを覚えるようになってきたのだ。
タロットは、カードが語り掛けてくるメッセージを読み取っていくわけだから、占う時は、もっともインスピレーションが湧くデックを選ぶのが良い。そう、本に書いてあった。確かに、こうして様々なデックを眺めていると、緊張して身構えてしまうデックもあれば、素直な気持ちで無理なく向き合えるデックもある。不思議なものだ。
あなたの五感、いや六感を刺激してくれるデックはどれだろうか。 |
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TAROT OF THE CAT PEOPLE
現在販売されている猫のタロット・カードの中で、最もメジャーなのが、このカード。
Karen Kuykendall は、サイエンス・フィクションとファンタジーが融合した、独特の世界を描き出した。舞台は Outer
Region と呼ばれる宇宙の遥か彼方の地。そこには4つの王国があり、その4つがタロットの4つのスートと関連づけられている。猫と一緒に描かれた
Outer Region の人々の服装も素晴らしい。
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THE BAROQUE BOHEMIAN CATS' TAROT
Karen Mahony と Alex Ukolov は、私たちをバロック時代にタイムワープさせてくれる。ゴージャスなドレスを身にまとい、素晴らしい庭や宮殿に佇むのは、猫たちなのだが。このアートは、カスタム・メードのミニチュア・ドレスを身に付けた猫の写真と、バロックの香りを彷佛とさせるプラハなどのロケーションの写真を合成して出来上がっている。
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THE HALLOWEEN TAROT
Kipling West によるハロウィーンをテーマにしたタロット。ハロウィーンと云えば、魔女と黒猫。黒猫は、78枚のカードのどこかに必ず登場する。ハロウィーンのシンボルである、かぼちゃ、コウモリ、オバケ、小悪魔が、4つのスートになっている。
Emperor がフランケン・シュタインだったり、楽しいデックだ。
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MEDIEVAL CAT TAROT
Lawrence Teng によるルネッサンスの香り漂う猫のタロット。クラシックとコンテンポラリー、両方のイデオロギーとアートをブレンドし、ヒューモラスなひねりを利かせたデックだ。
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