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ブライトン社 Kitty Princess ペンダント

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以前、このコーナーで、『ブライトンの猫のフレームとブレスレット』を紹介したことがありましたが、今回ご覧いただくペンダントもブライトン社製のものです。題して "Kitty Princess"。一見、Prince のように見えますが、パールのネックレスを掛け、ダイアをはめ込んだティアラを付けているところを見ると、やはり Princess のようです。
このペンダントは完璧な3Dで、首、手、足、尻尾が動きます。身長7.5cmのプリンセスは、写実的というわけではなく、しかも甘くなく、ファンキーに過ぎず、ブライトン社独特の雰囲気を醸し出しています。ブライトン社の製品は、細部に至るまでのこだわりと丁寧な細工で定評がありますが、このペンダントも例外ではありません。チェーンの留め金にも、さりげない気配りが感じられます。

ブライトン社は、おとぎ話のような歴史を持った会社です。ハイスクールでの恋人同士だった Jerry Kohl と Terri Kravitz (現在は Terry Kohl)が放課後に始めたスペシャルティ・ストアが母体となっているのです。ハイスクールを卒業後、二人はその店をフル・タイムで営業。間もなく、思い掛けないオファーが入ります。この店にベルトやバッグなどの革製品を卸していた会社のオーナーが、ニュージーランドに転居することとなり、Jerry に会社を買わないか、という申し出があったのです。Jerry は19歳にして、この会社を買取り、メンズのベルトを主体に営業を広げていきます。ブライトンのメンズ・ベルトは、洗練されたデザイン、丁寧な仕立てで広く認知されました。後に、女性用の革製品も商品ラインに加わり、さらに時計、フレグランス、ジュエリー、サングラス、靴、ギフト・アイテム等、商品群は膨らんでいきいました。現在、ブライトン・コレクティブルを扱う店舗は160店を超え、ワールド・ワイドのブランドに成長しましたが、これに並行して、Kohl夫妻は、チャリティー活動に深くコミットしています。