クロちゃんに守られて (H14.2.15) このところ、お外のメンバーが急に増えた。これまでの『お友だち』と『クロちゃん』に加えて、全身真っ黒の『マックロちゃん』と黒トラおデブの『クロトラちゃん』、そして全身真っ白の『シロちゃん』がNeco家の軒下のディナーに加わるようになった。新入りの3匹とも首輪なしだが、『マックロちゃん』と『クロトラちゃん』はどこかに別宅がある──と言うより、Neco家が別宅なのだろうが──らしく、ふっくらと栄養状態良好に見える。一方『シロちゃん』は、目やににまみれた小作りの顔とねずみ色に汚れた小柄なからだを引きずって、一昨日初めてやってきた。おばあちゃんは、思わず「マロンなの?マロンじゃないよね」と叫んでみたものの、『シロちゃん』は白いという以外、大柄なマロンと通ずるところなく、一瞬の期待はあえなく萎んだが、新しい客人の前にいそいそとテンコ盛りのお皿を置いた。猫たちはここにご飯があることをどうして知るのだろう。 |