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A Christmas Cat's Tale 1994年 初版発行 |
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曾祖母がタイの王家の出というシャム猫のセラフィーナは、ボストンのブラウン家で暮しています。ブラウン家は両親と子供3人の5人家族。気位の高いセラフィーは、『ブラウン』というありきたりな名字が気に入らないのですが、家族みんなに愛されて幸せに暮していました。ところが、12月のある日、セラフィーナは、朝ご飯も忘れられていました。家族の様子もどうにも変なのです。どうやら『クリスマス』をめぐって、お母さんがパニックになっているらしいのです。セラフィーナは生後11ヶ月。クリスマスが何なのか、まったく知りません。でも、ご飯も貰えないようなことが起こるクリスマスなど、好きになれるわけがありません。膨れっ面をしてお隣の猫、チェスターを訪ねます。チェスターはクリスマスがどういうものかを教えてくれます。中でも一番素晴らしいのは、クリスマス・スピリットだと。初めてのクリスマスを通して、セラフィーナが感じとったクリスマス・スピリットとは…… 本書はAndrew & McMeel社のギフト・ブックス・シリーズの一つで、8.5cm×9.5cmというミニブックだ。 |