★★★★ |
1999年9月30日 第1刷発行 |
|
ぶっちいくんは、背中にリュックを背負っています。その中には、ぶっちいくんが生きる途中で放り込んだ、いろいろなものが入っています。そのリュックがうんと重くなると、ぶっちいくんは旅に出ます。だから、ぶっちいくんはタビネコなんです。 思わず、ぶっちいくんを我が身になぞらえて読んでしまう一冊。自分が背負うリュックの中には、一体何が入っているのだろう。重すぎて身動きできなくなっていやしないか…本書は、大人の絵本なのかもしれない。 第9回新風舎大賞受賞作。 |