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1999年6月30日 発行 |
犬のショーティーは、一匹の猫と仲良く暮らしていました。遊ぶのも一緒、お昼寝も一緒。ところが、ある日、いつも二人でお昼寝をするキッチンに段ボール箱が持ち込まれました。猫はそこに入ったきり、出てこようとしません。一人ぼっちのお昼寝なんか、楽しくないもん。寂しがるショーティーの耳に、小さな小さな泣き声が聞こえてきました。箱に近寄ろうとするショーティーを、ねこは必死で追い払います。さて、ショーティーは? 犬はショーティーと名前がついているのに、猫は『ねこ』のまま。この題名の通り、本書の主人公は犬のショーティー。それでも、ショーティーとねこの心の触れあいに、愛猫家のあなたも、きっとほのぼのあたたかい気持ちになることでしょう。 |