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イッパイアッテナ 1987年5月23日 第1刷発行 |
ルドルフは、真っ黒な子猫。小学生のリエちゃんの家で暮らしています。ある日、ルドルフは、魚屋の店先からシシャモを失敬しました。これを見つけた魚屋の主人は、どこまでもどこまでもルドルフを追いかけます。ルドルフは、とっさに幌つきトラックの荷台に飛び乗りますが、その瞬間、魚屋の主人が手にしていたモップが頭に当たり、気を失ってしまいます。気がついたときには、トラックは高速道路をひた走っていました。連れてこられた所は、今まで住んでいた小さな町とは全く違う大都会、東京。ここで、一匹の強そうな猫、イッパイアッテナと出会います。思いも寄らず、遠くに来てしまい、ノラねこ生活となったルドルフは、イッパイアッテナに助けられながら、東京で暮らしていくのですが… この本を3分の1ほど読み進めてから読み終えるまで、唸りどおしだった。 |