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2000年12月31日 初版発行 |
朝は、どこのお家も大忙し。お父さんは会社へ、子供達は学校へ、それを見送ったお母さんも、あたふたと仕事にでかけます。フォードさんのお家も事情は同じ。ある朝、フォードさんの家のねこは、待っても待ってもご飯をもらうことができませんでした。そこで、ねこは、自分で猫缶を開けてご飯を食べました。そんなおりこう振りを知ったフォードさん一家はびっくり仰天。お母さんはキャッシュカードを渡してお買い物を頼みます。こうして人間のような生活を始めた「おりこうねこ」は…。 これ以上は読んでのお楽しみ。最後のページで、きっと苦笑いをすることでしょう。 絵のタッチといい、子供の絵本というより、大人だからこそ楽しめる一冊です。 |