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あおい目のこねこ 1965年4月1日 発行 |
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青い目の元気な子猫が、ねずみの国を探しに出かけます。でも、ねずみの国はどこにあるのでしょう、誰に聞いてもわかりません。何日も何日も歩くと、黄色い目の猫たちに出会いました。ところが、この猫たちもねずみの国がわからずにいると言います。黄色い目の猫たちは、青い目の子猫を白い目で見るのですが… シャム猫を主人公にしたこのお話、疎んじられながらも前向きに明るく生き、仲間はずれにした猫を救い、ついに受け入れられていくというお話なのです。 私たちにとっては高貴なイメージのシャム猫も、所変わればアジアの猫として、ちょっと違う印象で見られているのですね。『キャッツ』でも、シャム猫の捕らえ方に、あれ?と思いましたが… |