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						 愛別外猫雑記 2001年3月30日 初版発行  | 
					
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| とりわけ猫が好きなわけでも、猫を飼うのが得意なわけでもない著者が、ゴミ置き場に集まるホームレス8匹と出逢う。今にも死にそうな猫たちを捨ておけず、餌を運び、食べ残しやら糞やらを掃除し、避妊手術をしてあげようと捕獲劇を演じ、里親探しに奔走する著者に、野良製造元の無責任な『エセ猫好き』や、世の中の全ての悪は野良猫のせいと言わんばかりの『病的猫嫌い』がよってたかって神経を逆撫でする。限界を感じた著者は、里親に出せず残った4匹とともに住み慣れた東京を離れ、S倉市に引っ越すことに…。 人との接し方に不器用で神経質で過度な反応をする著者ゆえに、野良猫、飼い猫を問わず、猫に対する周囲の本音があらわになる。我らが隣人ももしかしたら…  | 
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