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蝉丸作 『猫通信』で報告した蝉丸さんの作品展にて、養女に迎えることになった猫さんが、この程無事到着。皆様にお披露目させていただきます。 最上段の猫さんは、昨年から気になっていた一点。最初に出会った時は、百合の花をあしらった猫さんと対になっていた。ペアで是非、と思ったが、残念ながら『リリー』の方には先約があり、その時は断念して、すでにこのコーナーで紹介した『エキゾチカ・ティガー』を連れ帰った。今回も、最後まで迷ってしまったが、作品展が開かれたのが、桜の時期でもあり、また、表情がneco家のキャラリンに通ずるところがあり、迎える気持ちが固まった。桜のレリーフの下に貼られた箔のグラデーション、猫の背骨に沿うように置かれた存在感のある桜の幹、花びらのレリーフの思いきった厚み…繊細と大胆の調和が素晴らしい。 中断の猫さんは、蝉丸さんの秘蔵子。あわや非売品のシールが貼られるところだったが、何とか譲っていただけることに。ほんのり色づいた目もとが愛らしい乙女猫だ。人間に当てはめると、16、7歳だろうか。女の子が大人の体付きになる前に、一時期ふっくらとする、その年代のように思える。 下段の更紗模様の猫さんたちも、昨年から気になっていた。今回、二匹が並んで置かれており、その見事な調和に譲っていただくことを即断。ともすると日本的になりがちな猫を、よりグローバルに表現したい、という蝉丸さんのチャレンジ・スピリットが生み出した素晴らしい作品だと思う。斬新かつ自然、そして美しい。 これらの作品は、Cat Art Salon & Shop "NECOZANMAI" にてご覧いただけます。是非お立ち寄りください。 |